夜の風に溶けてく
涙さえも置き去りにして
閉じ込めた想いが軋む心の奥で
壊れそうででもまだ手を伸ばしてた
交わる影揺れる鼓動 運命さえ燃え尽きても
それでもまだ瞳逸らさない
燃え広がるシズルの音 この胸の中で叫んでる
誰にも届かないとしても揺らめいて消えないまま
茜に溶ける夜風影に沈む明日の祈りよ
揺らめく街の灯り 遠ざかる記憶に
手を伸ばすほど痛みが増えてく
渇いた夜 滲む願い それでもまだ追いかけてる
答えなど出さなくてもいい
燃え広がるシズルの音 この胸の中で鳴り響く
何もかも失ったとしても秘めた
熱燃え尽きない
砕け散る夢の欠片
掴むほど指の隙間すり抜ける
それでも・・・・
燃え広がるシズルの音 この胸の中で叫び続け
絶望の果てに見えたモノはただ一筋の希望
胸に刻む消えぬ記憶
今も残る微睡む声
涙に染まるその一瞬に廻るのは永遠の兆し
闇に溶けた炎の音