Aメロ
湯気の向こうで
朝と夜が
ゆっくり 混ざっていく
カップに近づくと
少しだけ
昨日が ほどける
Bメロ
急いでいた理由も
誰かの言葉も
この香りに
溶けていく
サビ
コーヒーの香り
胸いっぱいに
吸い込んで
何も言わない
苦さも ぬくもりも
同じままで
今日のわたしを
そのまま 置く
Aメロ2
窓の外では
変わらない景色
鳥の声が
遠くなる
カップを包む
この手だけが
今を 知っている
サビ
コーヒーの香り
部屋に残って
静けさが
深くなる
答えは
まだいらない
この時間が
ちゃんと ある
アウトロ
飲み終えたあとも
香りだけが
そばにいる
今日が
ゆっくり
始まる