(Sing clearly in Japanese)「もしもあの時、あの言葉を飲み込まないで、素直になれていたなら」
体育館の隅で 眠るように放置されたままの
埃かぶった 古い映写機の横
光を失ったそのレンズは もう何も映さない
僕らの世界では あんなに輝いて見えたのに
今はただの "過去"を写す箱だ
窓の暗幕の隙間から差し込んだ 午後の柔らかな光
並んで座った席の温度が 微かに残っているようで
あの真剣な横顔 不意に見せた屈託のない笑顔も
僕の日常の かけがえのない「当たり前」だった
気づけばいつも 隣に君がいて
季節の移ろいも 全て共有していた
特別な記念日なんて ひとつもいらない
だからこそ 別れがこんなに痛い
理由（わけ）もなく涙が頬を伝う
ねえ、Dear My Neighbor
あの銀幕は 僕らを繋いだ見えないタペストリーだった
「青春」という名の 二度とない奇跡の物語の
主人公はいつだって 君と僕の二人だったはずさ
もう一度だけ あの放課後の 切ないざわめきを
僕らのエンドロールを 巻き戻したい
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君が淹れてくれた ぬるいインスタントコーヒーの温度
その一口が 全ての不安と焦りを溶かした
クラスTシャツについた 小さなペイントの染みも
全てを終えた後の 解放感に似た空気も
そんな些細な記憶だけが なぜか鮮明に焼き付いてる
もし時間が止まる装置があるなら
あの瞬間（とき）に指を伸ばしていただろう
君の存在が 僕の未来図の中心だったなんて
言葉にできない この感情を今、抱きしめる
ただ、隣にいてくれたら。 それだけで、他に何もいらなかった
ねえ、Dear My Neighbor
あの銀幕は 僕らを繋いだ見えないタペストリーだった
「青春」という名の 二度とない奇跡の物語の
主人公はいつだって 君と僕の二人だったはずさ
もう一度だけ あの放課後の 切ないざわめきを
僕らのエンドロールを 巻き戻したい
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誰もいない廊下に 二人だけが知る秘密
夕焼けに伸びていく 影の濃さが変わっていく
君が残した 最後のメッセージ
そこには僕の 笑顔だけが優しく映ってた
まるで、「君のことは大丈夫だよ」って
優しく諭しているみたいに
Dear My Darling...
もしもどこかで この歌を聴いたら
あの日の続きを また二人で探そう、必ず
「さよなら」なんかじゃない これは「夢を見るための合図」だ
次のシーンへと 君が僕を導いてくれるはずさ
この胸の痛みさえ いつか愛に変わるまで
僕は何度でも叫ぶ 君を忘れない
「ディア... 会いたいよ...」